お笑いコンビ、しめじの寺本大樹(てらもと・たいき)さんが13日に交通事故のため都内の病院で亡くなり、兄で相方の寺本太朗(25)が17日、コメントを発表した。

兄の太朗はツイッターで「故人のことを悪く言うのは良くないと思いますし、そもそも僕自体そんなにできた人間ではないと言うことも踏まえても、彼は決してお手本になるような人間ではありませんでした」と書き出し、「周りの人に迷惑ばかりかける生き方をしてきた彼ですが、あんな人間でも、人が亡くなるという事、それに立ち会うと、その説得力が僕やその場に立ち会ってくれた人々に語りかけ、悲しみを抑えることができませんでした。彼がどんな生き方をしていても、彼が生きていたことそれ自体が素晴らしい事だったんだなと今は思います」とつづった。

続けて「生前彼の生き方が面白いと思い、話してくれた芸人の方たちが、いつかまたそれを振り返って笑って頂けると彼も幸せかと思います」とし、「応援して頂いた方ありがとうございました」と感謝した。

大樹さんは大阪府八尾市の出身。兄の太朗と17年8月に、しめじを結成。今月もライブなどを告知していた。23歳だった。すでに葬儀・告別式は執り行われたという。