4人組ボーカルバンドKing Gnuが17日、NHK「SONGS」(木曜午後10時)に初出演。「ワールドカップ直前SP」と題し、2022NHKサッカーテーマ「Stardom」へ込めた思いを明かした。

作詞作曲を手掛けた、常田大希(30)はテーマ曲に「伝統ある枠なので緊張しました」といい、「ちょっと普通と違う感じがありました」とプレッシャーを感じていたことを明かした。

この日は「サッカー選手にとって音楽とは?」のテーマで、元サッカー日本代表の中澤佑二氏も出演し、MCの大泉洋とともに同曲の魅力を徹底解説。

レコーディングの様子も映し出され、歓声を撮るためにレコーディング中にヘディングする井口理(29)にMCの大泉は爆笑。井口は「歓声だけを出してもらうって気持ちが乗らないと思って、サッカーしたことないけど、ヘディングシュートさせてもらいました」と照れ笑いした。中澤氏はこれに「まず手が広がりすぎてました」とダメ出しし、スタジオは笑いに包まれた。

常田は「挫折」「苦悩」という歌詞から始まる同曲に「”ドーハの悲劇”とか戦っている人がまた次の戦いに向かえる歌にしたかった。自分たちに照らし合わせながら」と思いを明かした。

さらにサビ部分に「あと1歩」というフレーズを使用したことに「前回大会のベスト8がかかった、ベルギー戦。最後の最後に『ああ あと1歩…』って思うところがあったので」と解説。これには中澤氏も「W杯は絶対ということがない」と言い切った。

同番組放送直後にはW杯前、最後の強化試合となるカナダ戦が生中継。W杯に向けた最後の一戦を前に「Stardom」がテレビ初披露され「思いが脈々とつながっての今であり、今回の大会も次につながてほしい」エールを送った。