俳優の岐洲匠(きず・たくみ=25)が20日、都内で行われた2023年カレンダー発売記念イベントに出席した。

カレンダーの出来栄えについて「今までで大人で一番かっこいい自分が見せられていると思います」と自慢の1作になった。上半身あらわのカットもあり「ずっと(トレーニング)をやっているんですけど、このカレンダーに向けて追い込んできた。撮影1カ月前は、週4とかジムに行ってました。プロテインをしっかり飲んで、タンパク質もしっかり取って」と肉体改造したことを説明。身長184センチの整ったスタイルで「芸能界入った時は65キロなかったんですけど、この時は71、72キロまで増やしました」と話した。

お気に入りの1枚は、千葉にある24時間営業の遊園地「大慶園」で撮影した赤が基調のショット。「女子トイレで撮った」と明かし「本当はダメだと思うんですけど、撮影するということで入らせてもらいました」と笑った。

今年は舞台3作品に出演。「『フランケンシュタイン』『るろうに剣心(京都編)』、最近は『(エン*ゲキ#06 即興音楽舞踏劇)砂の城』もありました。合計100公演くらいしたんです」と回想。即興劇に初挑戦した「砂の城」では「初めて自分が舞台の上で自由になれた。アドリブは僕にとって怖いことだったんです。けいこしてきたのに本番になるとアクシデントがあって(というのは)。『砂の城』では即興劇ということで、アクシデントではなくアドリブなので、いきなり抱き締められたり、僕がしたり。舞台上で自由が好きになれたのは初めてだった。お芝居に対しての向き合い方が変わった1年だった」と、新境地を得たことを明かした。

25歳を迎え、来年については「アラサー初級ということで、本当に大人になった自分を来年、見せたい」と意気込んだ。