女優南沙良(20)が、JR東日本の名物となっているCMシリーズ「JR SKISKI」キャンペーンの22-23年メインキャラクターに選ばれた。

南がスキーウエアに身を包んだメインビジュアルが13日に公開。スキー未経験だった南だが、ウエアやブーツにも興味津々で、撮影の合間にはスタジオの外でスキー板を初めて装着したという。ビジュアルでも、初めてとは思えない着こなしと透明感のある表情を披露している。

91-92年のメインキャラクターZOOから始まった同キャンペーンは、今回が通算20期目。今年の活躍が期待される俳優が起用され、川口春奈、広瀬すずら多くがブレークした。南は「毎年流れる度にすてきだなと思っていたCMだったので、純粋にとてもうれしいですし、光栄だなと思います」。吉報を伝えた相手を聞かれると「母に伝えましたね。すごく喜んでくれて、『頑張ってね』と言われました」と答えた。

毎年冬になると、雪が積もる祖父母の家に行き、ミニかまくらや、小さい雪だるまを作っていたという南。「大きいかまくらと雪だるまを作ってみたいです。あと、雪合戦もやってみたいです」と意欲をみせた。

主演映画「この子は邪悪」、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」出演など、多忙を極めた22年。さらに来年1月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」、3月からNetflixで全世界配信予定の「君に届け」主演も控える。今年を「すごく過ぎるのが早かったなって思います。いろいろと充実はしてたなと思います」と振り返り、来年に向けて「私は普段すごくインドアなので、アウトドアになってというか、もうちょっとアクティブなことに挑戦してみたいです」と語った。

同キャンペーンの22-23年シーズンのキャッチコピーは「冬を取り戻すんだ。」。近年の新型コロナウイルス感染症による影響で思うように外出できない状況の中、スキー場への来訪やスノーレジャーを通して「冬の体験」を取り戻すことを喚起するためのプロモーションを展開する。キャッチコピーが記された制服姿の南のティザービジュアルも公開。メインビジュアルとともに、主要駅などに順次掲出される。

▽歴代メインキャラクターとキャッチコピー

91-92年「雪男。雪女。」ZOO

92-93年「僕たちは、寒くない。」ZOO

93-94年「冬眠しない動物たちへ。」ZOO

94-95年「いい冬にしよう」ZOO

95-96年「ラクに行こう。」江角マキコ・竹野内豊

96-97年「ラクに行こう。」青山恭子・田辺誠一

97-98年「自分の雪を見つけよう。」浜田雅功

98-99年「愛に雪、恋を白。」吉川ひなの

06-07年「なんでもありでsnow」木村カエラ

12-13年「青春は、純白だ。」本田翼

13-14年「ぜんぶ雪のせいだ。」川口春奈

14-15年「答えは雪に聞け。」広瀬すず

15-16年「そこに雪はあるか。」山本舞香・平祐奈

16-17年「冬が胸にきた。」桜井日奈子

17-18年「私を新幹線でスキーに連れてって」原田知世

18-19年「この雪には熱がある。」松本穂香・伊藤健太郎

19-20年「この雪は消えない。」浜辺美波・岡田健史

20-21年「冬の空気を変えろ。」本田翼

21-22年「あの冬が、呼んでいる。」なし

22-23年「冬を取り戻すんだ。」南沙良