昨年12月にテレビ番組で、50歳で芸人を引退することを発表していた、たむらけんじ(49)が14日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、引退宣言を撤回した。

「謝罪します」と題して黒スーツに白ワイシャツ姿で登場し、「どうも、たむらけんじです。いつもぼくのYouTube『(たむら)けんじどり』をみてくださって本当にありがとうございます。視聴者の皆様、世間の皆様にちょっと伝えたいことがありまして動画を撮らせていただきます」と切り出した。

続けて「私たむらけんじ、約1年ちょっと前ですか、大阪の番組で、来年の5月4日、50歳の誕生日を迎えるときに、芸人を引退しようと思っているということをいいました。それから、1年ちょっと経ちまして、まあいろんな方からいろんなお言葉をいただきまして、芸人の先輩、後輩、ぼくが信頼するお友達からいろんなアドバイス、時にはちょっとおしかりなどをいただきまして、ぼくもいろいろと自分のことだけでなくいろいろと考えました。その結果、私たむらけんじ、芸人を引退すると言ったことを撤回させていただきます。すみません」と引退撤回し、謝罪した。

引退宣言について「その時は本当にそう思っていましたし、芸人を辞めてアメリカに行って芸人と違うことをチャレンジしようと思っていました。でも本当にその時はちょっとなんていうか格好つけているという気持ちがあった。芸人を50歳をすぱってやめたらかっこええやんっていうかっこつけの気持ちがあったのはたしかです。それだけではないんですけど、退路を断ちたいとかそういう思いもあって、芸人を辞めるんだ、アメリカで新たにチャレンジするっているので芸人やめるっていっちゃいました」と釈明した。

来年5月にレギュラー番組は降板し、渡米してタレントとして活動していく予定だという。吉本興業とのエージェント契約も更新し、タレント業だけでなく、イベントプロデュースなども展開していく意向を示した。