女優田中道子(33)が令和4年度の一級建築士試験に合格したことが分かった。27日、所属事務所の公式サイトで発表された。

田中は7月24日学科試験を受け合格。10月9日に設計製図の試験を受け、今月26日に合格した。田中は大学で建築を学び、卒業後二級建築士の資格を取得していた。一級建築士試験受験は初挑戦だった。 

所属事務所によると、一級建築士は国土交通大臣の免許を受け、すべての建築を可能にする最高位資格で、どんな大規模な建築物の設計も可能となるという。令和4年度の試験は実受験者数が3万5052人で、合格者数は3473人。合格率は9・9%だったという。

田中は「令和4年一級建築士試験に合格したことをご報告致します。学生の頃から、いつかは…と夢見た資格でしたので感慨無量です。二級取得から約8年ぶりの猛勉強で、理解が追いつかず悔し涙を流す事も多くありましたが、熱心にに指導してくださった資格学校の先生方、そして資格取得に応援してくださった関係者の皆様、ファンの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びのコメントをした。

そして「現時点では資格を取得しただけですので、今後も建築の知識を広げていき、いつかは建築界に携わったり、芸能のお仕事にも活かしたりできるよう精進してまいりますので、今後もご声援いただけたら嬉しいです」と思いを明かしている。

静岡出身の田中は09年ミス浜松グランプリに。11年ミス・ユニバース・ジャパン3位、13年ミス・ワールド日本代表になった。女優としてテレビ朝日系「ドクターX」シリーズ、フジテレビ系「絶対零度」、テレビ朝日系「六本木クラス」など数々の連続ドラマに出演。今年は6月公開の映画「極主夫道 ザ・シネマ」、10月期の日本テレビ系連ドラ「霊媒探偵・城塚翡翠」などに出演したほか、9月上演の舞台「赤羽焼肉劇場」で主演した。