TBSの向井政生(むかい・まさお)アナウンサーが顎下腺がんのため亡くなったことを受け、フリーアナウンサーの山中秀樹(64)や安東弘樹(55)らが追悼した。

元フジテレビの山中アナは22日、ツイッターを更新。「早大アナウンス研究会の直系の後輩」だという向井アナの訃報に触れ、「顔見知りなだけに辛い。向井も私同様落語好きで何度か落語会で顔を合わせていただけに、本当に辛い。合掌」と悼んだ。

元TBSの安東アナは「突然の事で驚き信じられません。私が唯一メインMCを担当した帯番組『2時ピタッ!』で、『ヲタクキャラ』に徹した中継が好評で、視聴率向上の、キッカケを作って下さった向井さん。(番組は短命に終わりスミマセン)一度、真剣に口論をしたのも良い想い出です、、、合掌」としのび、同じく元TBSの海保知里アナウンサーは、「TBS時代の先輩の向井さんの訃報に昨夜から愕然。新人時代に連れて行ってくれたカラオケではモノマネで楽しませてくれたり、CSニュースを一緒に担当した時のハプニングなど思い出が沢山。去年から宮内さん升田さん向井さんとお世話になった男性先輩の訃報が続き悲しい。お悔やみ申し上げます」と追悼した。

向井アナは、19年に顎下腺がんが見つかり、翌年から放射線治療を受けていることを公表していた。21日午前、都内病院で亡くなっていたことが22日、分かった。59歳だった。