歌手クリス・ハート(38)が26日、東京ドームシティホールで行われた、映画初出演作「湯道」(鈴木雅之監督、2月23日公開)完成披露舞台あいさつで、出演のために「30キロやせた」と明かし、会場をどよめかせた。

ハートは劇中で、主演の生田斗真(38)演じる建築家の三浦史朗、濱田岳(34)が演じた史朗の弟悟朗が営む、亡き父が残した銭湯「まるきん温泉」にやってくる客の竜太を演じた。刑務所から出所後、銭湯とコーヒー牛乳を楽しみにしている役どころだ。

ハートは劇中で、同じく映画に初出演の、小林良子役の天童よしみと、銭湯に入ってデュエットするシーンがある。ハートは「私は、そのために30キロ、やせました」と告白。「毎日、1日2時間運動し、おかゆとみそ汁を食べた。裸で出るので、もっとよく見せたいと思った」と激やせの理由を語った。

この日の檀上では「(体重は)戻っている」と明かしたが「初めて裸で歌いながら見られて…恥ずかしかった」と撮影時を思い出し、照れた。