人気ボクシング漫画「はじめの一歩」の作者で、漫画家の森川ジョージ氏(57)が27日、ツイッターを更新。連載34年目を迎えた同作の最終回について言及した。

森川氏は「17歳でデビューしたので1月の誕生日をもって漫画家40年になりました」と報告。1989年に連載スタートした「はじめの一歩」は34年目を迎え、「わりと長いと思いますが誇れるものはほとんどありません。自分で連載を終わらせたことがないからです。一歩の最終回は決めてあるので読者の皆さんと一緒に迎えられたらいいなあと思います」とした。

同作の最終回はすでに決めてあるというが、「しかしまあ…連載は生き物なのでどう変わるかわかりません。今までも全くコントロールできませんでした。最終回を円満に迎えられると思うのは傲慢(ごうまん)ですし、無理のきかない年齢になってきたのも明らかです。画と自分の体力があるうちになるべく早くゴールにたどり着きたいです」と思いを明かしつつ「一歩の最終回を自分の目で確認した時、ようやく一作描き終えて一人前の漫画家になれたと思えるのかなあ」とつづった。