車いすで活動しているアイドルグループ仮面女子の猪狩ともか(30)が27日、都内で、国際パラリンピック委員会とWOWOWの共同プロジェクト「『WHO I AM』新シーズン記念トークイベント」(29日午前10時放送・配信開始)に特別ゲストとして登壇。怪我をして以来強くなった“才能”を明かした。

猪狩は5年前に車いす生活となり「強風で倒れた看板の下敷きになって腰の骨を折ったことがきっかけで車いす生活になりましたけど、今はリハビリして退院して普通の生活に戻っています」と観客に話した。

東京パラオリンピックについて「聖火ランナーをやらせてもらって、NHKの中継番組にも出ました」と振り返り「聖火リレーにもたくさんのボランティアの方がいて、たくさんの応援を頂いてたくさんの人の気持ちを乗せた大会だと思いました」と笑顔を見せた。

パラアスリートから力ももらったといい「何かを理由にして逃げることなく、自分の体で何が出来るか? ベストを出すことを模索していると感じて、障がいを理由に逃げたりしてはだめだなと思いました」。

猪狩はけがをして以来、嗅覚がすごくなったという意外な一面を明かし「もっと強くなった。だから犬ですね今。食品が腐ってたらすぐ気付くとか」と会場を和ませた。

【関連記事】芸能ニュース一覧>>