自宅で転倒、肋骨(ろっこつ)骨折したMBSの武川智美アナウンサー(54)が7日、同局ラジオ「上泉雄一のええなぁ!」に生出演、番組復帰した。

午前6時の番組冒頭、「皆さん、おはようございます!」と元気な声であいさつした武川アナ。一瞬、間を置いて上泉雄一アナ(53)が「大丈夫?」と声をかけると、「ありがとう。ごめんね。気をつかわせて。『大丈夫?』といってくれるけど、みんな笑うのはどうして?」と、いきなり骨折をネタにした。

武川アナによると、左側第9肋骨骨折。「25年も住んでる家で滑るなんて…。寒いので靴下3枚はいていたら、足裏にフローリングの感じが伝わらなくて、気づいたら階段でつるん」と2月1日夜の自宅でのアクシデントを説明した。

翌2日には「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」の生放送があるので、患部に激痛を抱えたまま電車で通勤。か細い声しか出ず、そろりそろりとしか動けない姿に、職場では「そんな具合では生放送ムリでしょう?」と言われたものの、武川アナは「吉本のタレントさんと同じで(仕事場に)行ってなんぼでしょ」と主張した。

それでも、周囲に押される形で後輩の大吉洋平アナ(37)に付き添われて病院へ。それでも勤務への意欲は消えず、病院でも「なんとか11時半には帰らなきゃ!」と、正午スタートの生放送出演にこだわっていたと明かした。

結局、2日の「コンちゃん」生放送は関岡香アナ(58)が代打出演。その後、はり治療などで回復した武川アナが、7日の生放送で復帰となった。