昨年2月20日に前立腺がんで75歳で亡くなった、歌手で俳優の西郷輝彦さんを偲ぶ会が、一周忌を迎えた20日、都内で開かれた。
会の実行委員長を務めた、西郷さんの妻の今川明子さん(57)は会の最後に登壇。「一周忌を迎えたこの日に、このような会を催してくださいました、サンミュージックプロダクションの相澤(正久)社長、関わってくださったスタッフ、そしてファンの皆さま、今日はありがとうございました」と、あいさつした。
そして「たくさんの名曲に恵まれ、たくさんのすてきな作品に出演させていただき、長きにわたって活躍させていただけましたのも、皆さまのお力添えのたまものです」と感謝した。そして「プライベートでは、両親をとても大切にして最後まで寄り添う優しい息子であり、子どもたち1人1人と、ちゃんと向き合ってくれた父親で、私たちは、とても幸せでした」と西郷さんのプライベートでの素顔を紹介した。
11年に前立腺がんと診断され、全摘出手術を受けたが17年に再発を告白。21年4月末にはコロナ禍の中、腫瘍マーカーの数値PSAが上がったため主治医と話し合い、がんの最先端治療を行うためオーストラリアに渡るなど、晩年は病との戦いだった。今川さんは、西郷さんが愛用の米アップルのパソコンを用いてYouTubeチャンネルを立ち上げ、自ら撮影、編集した映像で、オーストラリア渡航後、病状の報告を続けたことを踏まえ「晩年は病と向き合う日々ではございましたが、治療の様子や病状を自分で撮影、編集して、YouTubeにアップして、同じ病に苦しむ人の少しでも力になりたいと、西郷らしく過ごすことが出来たんじゃないかと思います」と西郷さんの最晩年を明かした。
今川さんは「コロナ禍で、大切な皆さまに、なかなかお目にかかる機会がない中、お会いできない中、旅立ってしまったのは、とても寂しいことでしたが今日は、この会場から、たくさんの感謝の気持ちをお伝えしていると思います。夫に代わり、これまでのご厚情に、心よりお礼申し上げます」とあいさつした。



