宝塚歌劇団宙組の25周年記念スペシャルコンサート「明日へのエナジー」の兵庫公演が11日、宝塚バウホールで初日を迎えた。すでに東京公演を終えており、兵庫公演は14日まで。

宙組は98年に発足した劇団で最も新しい組。初代トップの姿月あさとや、結成時の主力だった和央ようか、湖月わたるらがそろい、宙組ゆかりのナンバーを披露した。

公演にあたり、姿月は「(25周年の)記念すべき年に、創設時を共にした和央ようか、湖月わたる、ほか元宙組メンバーが集結し、新しいステージを企画いたしました」「『明日へのエナジー』が皆さまの新たなパワーとなるよう、出演者一同の熱き思い、今の新しい力ものせて、皆さまにお届けしたい」などと、コメントを寄せた。

今作では、お披露目公演の演出を担った岡田敬二氏や、音楽の吉崎憲治氏、振付は謝珠栄氏と、宙組ゆかりのスタッフもそろった。

くしくもこの日、宙組8代目トップに就き、6月に在位5年7カ月で退く、真風涼帆のサヨナラ公演が、同じ敷地内で隣接する宝塚大劇場でスタート。同じ日に、兵庫公演の開幕となった。

※崎は崎の大が立の下の横棒なし