タレント、実業家の紗栄子(36)が11日、自身のインスタグラムを更新。「3・11」への思いとともに「1日1日を精一杯生きていきたい」と記した。

紗栄子は12年前の東日本大震災について「あの日の14時46分。私は撮影に向かうため、宮崎空港から羽田に向かう機内に乗り込むところで、受け止め難い現実に気持ちの整理がつかないまま、その後も不安な日々が続いたことを今でも鮮明に覚えております」と回想。「この大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます」と言葉を贈った。

一輪のバラなどを写した日常の写真もアップ。「大震災から12年が経ち、復旧復興が進み、震災の痕跡も少しずつ薄れてきた今だからこそ、当時の震災から得た教訓を生かし、様々な災害が起こったときのために日頃からどんな備えをしたらいいのか、今一度防災について考える機会にして頂けたらと思います」と訴えると「そして、今ある目の前の小さな幸せを見落とさず、感謝できる日々を当たり前だと思わずに、自分の人生も関わる人たちの人生も大切に思いながら、1日1日を精一杯生きていきたいと思います」と胸中を明かした。