芥川賞作家の平野啓一郎氏(47)が13日、ツイッターを更新。作家でノーベル文学賞受賞者の大江健三郎さんの訃報を受け、追悼した。

平野氏は「関係者から、先ほど連絡を受けたところでした。本当に残念でなりません」と哀悼。「大江さんが活躍されていた時代に小説家としてデビューして、謦咳(けいがい)に接したことは、掛け替えのない経験でした。もっとお話ししたかったです」と悼んだ。

ジャーナリストの田原総一朗氏も「大江さんの『飼育』は、当時勢いがあった実存主義を見事に小説として実現した。僕は感嘆すると同時に、自分の文才のなさを思い知らされて作家になる事を諦めた」とコメント。ジャーナリストの有田芳生氏は「私の青春時代が終わってしまいました」とツイートした。