NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜午前8時)の第116話が17日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、祥子(高畑淳子)は舞とめぐみ(永作博美)に付き添われ住み慣れた五島をあとにし、東大阪にやってきた。めぐみらが住む岩倉家は祥子が住みやすいように段差をなくしたリフォームがされていた。舞と貴司(赤楚衛二)に連れられ歩が保育園から帰宅。祥子が歩に笑顔で声をかけるが、歩は照れくさそうに隠れた。そして3世代5人家族での生活が始まった。めぐみは祥子が持ってきた壊れたラジオを舞に預け、直せる人がいないか聞いた。舞は後日、祥子に「うめづ」で昼ご飯を誘い、そこで笠巻(古舘寛治)も一緒に食事をし、子どもたちにもの作りの楽しさを教える教室の先生になってもらえないかを相談をした。貴司は古本屋「デラシネ」に案内した。祥子も笠巻から頂いたりんごを使ってジャム作りをした。舞はめぐみから預かったラジオを町工場の人に相談し修理してもらった。また聞けることになったラジオに祥子は感激した。翌日、舞の携帯電話がなった。大学時代の「なにわバードマン」の刈谷先輩からで、安くて長く借りれる倉庫を探しているということだった。そして舞は倉庫を探した。1カ月後、刈谷先輩(高杉真宙)と玉本先輩(細川岳)が舞の会社にやってきた。2人はドローンを開発する会社を立ち上げていた。空飛ぶ車を開発中だということだった。

ヒロインの岩倉舞役を演じた福原遥がプレミアトークにゲストで出演。福原は「いつも見守ってくださってありがとうございます」とあいさつし番組がスタート。博多大吉は「舞いあがれの予告っていつも不穏な感じですよね。不穏な感じを鬼教官のシンバルキックで」と次回予告の最後に吉川晃司のコンサートでのシンバルキックの映像が流れたことに反応した。鈴木奈穂子アナは「空飛ぶ車とか、いろいろそっち、みたいな。ビックリしたんですけどね」。大吉が「もう1人の先輩」と話すと、玉本先輩の時のひげを蓄えた細川岳とひげのない細川岳の写真が映し出され、福原は「別人。私も久々に会って分からなくて、『初めまして、福原遥です』って」とあいさつしたことを明かした。大吉は「あんまりですよ」と突っ込んだ。撮影終了から1カ月が過ぎ、福原は「ロスですね。すごく楽しい現場だったので、あと1年やりたいとみんなに言うくらい、すてきな現場でしたね」と振り返った。

同ドラマは時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。