TBS系で22日午後7時から緊急再放送したWBC決勝の日本-アメリカの平均世帯視聴率が22・2%(関東地区、速報値)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は14・0%だった。

決勝はテレビ朝日系で午前7時から生中継。TBSは、平日朝の時間帯の試合ということで、生中継を“見逃した”層などにも対応したとみられる。もともと午後7時から、バラエティー番組の「ワールド極限ミステリー」3時間スペシャルが編成されていた。

通常、試合の放映権を持つテレビ局は生中継の有無にかかわらず実況や解説の収録を行うため、テレビ朝日系では、同局清水俊輔アナウンサーが実況、古田敦也氏と松坂大輔氏が解説を務めたが、夜のTBS系では、同局新夕悦男アナウンサーが実況、槙原寛己氏と上原浩治氏が解説を務めた。

TBSは前日21日も、午前中に放送した準決勝メキシコ戦を午後7時から再放送しており、2夜連続で録画中継という異例の編成となった。メキシコ戦の再放送は世帯19・8%、個人13・1%だった。