4月に入社3年目を迎えるフジテレビ竹俣紅アナウンサー(24)が同局の競馬中継番組「みんなのKEIBA」(日曜午後3時)の新MCに就任することが25日、分かった。4月2日の放送から登場し、19年からMCを務めてきた堤礼実アナ(29)は26日の放送で番組を卒業する。

竹俣アナは番組MC初挑戦で「私と同じように今まで競馬の世界に触れたことがなかった方にも、競馬の醍醐味(だいごみ)をお伝えできたらと思います」と意気込みを語った。

競馬未経験の竹俣アナは、15年間取り組んできた得意の将棋に例え「この番組を担当させていただくにあたり、いざ勉強を始めてみると、馬によって得意な戦法があったり、レース中に駆け引きがあったりと、将棋の勝負と似ているところがあってすぐに親近感がわきました。いろいろなデータをもとにレース展開を予想するのも、何手先も読まなければならない将棋の勝負と似ていて、テンションが上がります!」と熱く語った。

竹俣アナは21年4月に入社、同年7月から報道番組「Live News イット!」の「フィールドキャスター」に就任し、22年4月からは「めざまし8」の情報キャスターを務めている。

フジテレビ・スポーツ制作センター小室俊一プロデューサー 「竹俣アナウンサーは、まだ3年目ですが、堤アナと同様に、これから番組を通して競馬を盛り上げてくれる存在として、一緒に成長していければといいなと思っています。さっそく競馬を将棋に例えるなど、元女流棋士として、勝負師としての血が騒いでいるのかもしれません。竹俣アナウンサーがDAIGOさんを始めとする出演者らと、どんな化学反応を起こしていくか、佐野瑞樹アナウンサーとのコンビも楽しみです。温かい目で見守っていただければと思います」