「ポケットモンスター」の主人公サトシ役を演じた声優の松本梨香が27日までに、ツイッターを更新。最終回の収録を振り返り、ファンへのメッセージをつづった。

サトシとポケモンのピカチュウの物語の最終章を描くテレビ東京系アニメ「ポケットモンスターめざせポケモンマスター」(金曜午後6時55分)の最終回が24日に放送された。97年4月のスタート時から26年間、サトシ役を演じてきた松本は、多くのファンからのメッセージに感謝するとともに、「同時に、まだまだ心の整理がついてないとこも正直いっぱい。。急がず、徐々に雪がとけるように自然の流れに任せようと思っています」と心境をつづった。

最終回の収録日は「忘れもしません、1月27日でした」だったといい、「最後のセリフを言わなくてはいけない時、これを口にしたらサトシを表現する事が終わってしまう。そう思うと胸が詰まって、声が出ませんでした」という。スタッフに頼んで5分の“猶予”をもらい、「そうして迎えたサトシに命を吹き込む最後のコトダマ。『ピカチュウ。いつか俺がポケモンマスターになった時、そこにいてくれよな。。よし! 行こう!』このメッセージを今まで応援してくれた皆さんに贈ると共に、自分の胸にもしっかりと刻みました」と振り返った。

「サトシがみんなの心の中でずっといきづいてくれたなら嬉しいです」と松本。「そして、どんなに苦しいことがあっても悲しいことがあっても、すべてを糧にして前を向き、サトシの言葉を胸に『よし! 行こう!』です!! 今までもこれからもささえてくれている、すべての方へ…心からありがとうございます」とつづった。