南海キャンディーズ、しずちゃんこと山崎静代(44)が3日、東京・銀座三越で行う初単独個展「しずちゃんの、創造と破壊 展」(15日まで)のプレスプレビューに出席した。これまで2冊絵本を発売するなど絵が得意で、筆を持ち始めた頃の作品から絵本の原画、未発表の最新作まで約100点の作品を展示。「どうも芸術家の南海キャンディーズしずちゃんです」と笑顔で姿をみせ「(個展は)すごくやってみたいと思っていました。反応がどうなのか気になります。ワクワクと怖さがある感じです」と喜びを語った。

相方の山里亮太(46)からは銀座三越での開催に「あなた、そんなすごい人だったの」と突っ込まれたという。展示には南海キャンディーズの2人を格闘ゲーム「ストリートファイター」のキャラクターに見立てて描いた絵(南海)もあり「山ちゃんにいかにダメージ与えるかを考えて描きました。昔からけんかになったら向こうは口が立つので勝てない。いつも拳を握るしかできなかったので、(思いが)絵に表れています」と笑わせた。

展示には昨年末に結婚した俳優佐藤達(48)を描いたものもある(お鍋はおいしいね)。「(夫が)カピバラに似ているなと思って。(水面に本当の)顔も描いちゃいました。多分、今日もう見に来てくれると思う」と笑顔。作品にも影響を与えているといい「今までより明るくなりましたね。昔はもっとドロっと暗い感じはしました。応援してくれる味方が常にいるのは幸せですね」としみじみと語った。【松尾幸之介】