桐谷美玲(33)が9日、都内で行われたアニメ映画「それいけ! アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント」(6月30日公開)公開アフレコで「親バカかも知れないけど」と、2歳の息子の成長を目の当たりにした喜びと感動を、1人の母として語った。

1973年(昭48)に原作の絵本が誕生して50年、88年に日本テレビ系でアニメの放送が始まって35年の作品を、桐谷自身、大好きで、20年に三浦翔平(34)との間に生まれた長男も大好きだという。劇中で、ロボットの女の子ロボリィを演じるが「2歳の息子と一緒に見る機会が多い。そのファミリーには入れるのは、なんて幸運なんだと。『ママ、アンパンマンやるんだ』と言ったら『何?』と…よく分からない。そのうち、いばれる」と息子との会話を明かした。そして「温かく見守ってくれる感じがするので…やっちゃおうかな」と、今作で長男の映画館デビューに挑む考えも明かした。

桐谷は、息子とのエピソードを聞かれ「子どもと一緒に、おままごとをすることが結構、ある。アンパンマンのパン屋さんの、おもちゃを使ってするんですけど『はいどうぞ、熱いから気を付けてね』と言ってくれる」と息子が2歳ながら、自分を気遣ってくれると明かした。「親バカかもしれないけど、よく見ている…私が言っているのをまねしてる。だからこそ、気を付けなければいけないと思いますけど…笑顔になれました」と、息子が自身の声がけをマネしていると明かし、目を細めた。

心がポカポカした出来事は? と聞かれると「ちょっと私が頭、痛いなぁと言った時『大丈夫?』と駆け寄って、おでこを冷やすものや、宝物の人形を置いて『大丈夫だよ』と言ってくれた。こんなことが出来るようになったと驚いた」。

息子が体調不良の時、母親として、どう対応するかについて聞かれると「冷たいシートを持っていくとかしますけど、息子は貼るのは嫌で。人に貼るのは好きみたい。痛い時、これを貼れば、いいというのは分かっている」と語る顔は、母の顔になっていた。

アフレコでは、トレンディエンジェル斎藤司(44)とも共演。「めっちゃ、ムズいです! (取材陣に)こんなに見られながら、やったことがないので不思議な気分です」と緊張した様子だった。