女優鈴木京香(54)が、主演予定だった7月期のフジテレビ系連続ドラマ「この素晴らしき世界」(木曜午後10時)を体調不良で降板すると11日、同局が発表した。「今後の対応に関しては検討中です。弊社としても鈴木さんの回復を心よりお祈り申し上げます」とし、代役などの調整はこれからだという。

関係者によると、撮影は既に始まっていたというが、鈴木が体調不良を訴え、入院することになった。詳しい病状は明かされていないものの、手術を受ける可能性もあるという。

所属事務所は「静かな環境で1日も早い完治を目指しますので、暖かく見守っていただけると幸いです」とし、鈴木も「病気治療でお休みをいただくことになりました。『この素晴らしき世界』の撮影に参加できなくなったことは本当に残念で申し訳なく思っています。ご心配をお掛けしますが、早くお仕事に戻れるよう、しばらくは治療に専念させていただきます」とコメントした。

◆鈴木京香(すずき・きょうか) 本名同じ。1968年(昭43)5月31日、宮城県生まれ。東北学院大卒。89年映画「愛と平成の色男」で女優デビュー。91年NHK朝の連続テレビ小説「君の名は」でヒロイン役。伝統建築物の保護にも尽力し、23年に日本建築学会文化賞を受賞。166センチ。血液型A。