来月7日開始のテレビ朝日系ドラマ「刑事7人 Season9」主演東山紀之(56)と、現在放送中の「特捜9 season6」主演井ノ原快彦(47)が、このほど都内で、バトンタッチセレモニーを行った。東山は31日放送の「特捜9」最終話に出演し、井ノ原とドラマで初共演する。

両作品は水曜午後9時台の「水9」枠で放送する人気刑事ドラマ。通常、クールの間にはバラエティー特番などを編成するが、同枠では今年からドラマを切れ目なく届ける“シームレス放送”を実施する。これに合わせ、「刑事7人」で東山演じる刑事天樹悠が「特捜9」の最終話に出演することが決定。ジャニーズ事務所の“長男”東山と、ジャニーズアイランド社長井ノ原による豪華コラボが実現した。

「特捜9」の撮影に参加した東山は「あまりにアウェーな場所に天樹がいるので『ふざけているように見えないかな』という心配がありました」と笑いつつ、「同じ世界線の中で生きている一出演者として、思い切って演じさせていただきました」。刑事浅輪直樹を演じる井ノ原も「直樹と天樹がしょっちゅうすれ違っているかもしれなかったと考えると、夢がありますよね」と楽しげに語る。

普段から連絡を取り合う間柄だが、ドラマでは初共演。12歳で事務所入りした井ノ原は「東山さんの背中をずっと追っていました。今こうして同じ『水曜9時』のドラマとしてバトンタッチができ、個人的にとても感動しています」と感激する。東山は、30年以上続く伝統の放送枠への思いを語り「僕らの世代もきちっとした形で皆さんにお届けできれば」と意気込んだ。

井ノ原は、自身が「刑事7人」に出演することにも意欲。東山から「だとしたら『特捜7』と『刑事9人』でやろう」と提案され、「期待しています!」とノリノリだった。