横浜流星(26)が12日、インスタグラムを更新。この日、日本ボクシングコミッション(JBC)のC級(4回戦)プロテストを受験し「本日、プロテストに挑戦し、C級ライセンスを取得しました」と合格したことを報告した。喜ぶ一方で「自分の得意な蹴りを封印しなければいけない戸惑いもありました」と、11年の極真空手第7回国際青少年空手道選手権大会13・14歳男子55キロの部で世界一になるなど、得意な蹴りを封印したことへの葛藤もつづった。

横浜は、佐藤浩市(62)とのダブル主演映画「春に散る」(瀬々敬久監督、8月25日公開)でボクサーを演じるにあたり、自分自身がプロボクサーになる必要があったという思いが強く、フェザー級(57・15キロ以下)程度の体重でプロテストを受験し、合格した。

ただ、これまでの格闘技人生は、蹴りが基軸にあった。極真空手のほか「春に散る」と同じGAGA★配給の20年の主演映画「きみの瞳が問いかけている」でキックボクサーを演じた。その際、手やヒジによる顔面への攻撃が認められるなど、極真空手とはルールも技術も違うキックボクシングの技術の習得のため、1カ月かけてキックボクシングのトレーニングを行い、肉体も改造した。

それだけに、両方の拳だけで闘うボクシングのプロテスト合格にも、戸惑いがあったようだ。それでも「映画とボクシングを盛り上げることが出来ればという思いで挑戦しました。格闘技が心から好きなんだと再確認出来ましたし、久々の気持ちを味わえて最高でした。映画『春に散る』が1人でも多くの方々の心に届きますように」とファンに呼びかけた。

「春に散る」は、ボクシングに造詣が深いことで知られる作家・沢木耕太郎氏の同名小説の映画化作品。横浜は劇中で、不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾を演じた。翔吾は、不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤浩市)と偶然、飲み屋で出会い、人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、ボクシングを教えて欲しいと懇願。やがて2人は世界チャンピオンをともに目指し、命を懸けた戦いの舞台へと挑んでいく物語。