女優木村葉月(22)が22日、都内で、映画「学園探偵薔薇戦士 放課後探偵始動~顔の無い乙女を探せ~」(11月17日公開予定、東真司監督)の製作発表記者会見に、松島かのん(17)佐々木ちょこ(26)とともに出席した。

同作は女子高生の薔薇戦士役トリオが活躍する。主役の紅乃木杏奈役を務める木村は「作品の話をいただいて、率直に面白い本だと思った。強い女の子を演じたことがなかったので、ワクワクしている。あえて今回は前作を見ずに挑もうと。私なりに見せられたらな」と意気込んだ。

「制コレ2022」で準グランプリに輝き、“愛媛弁がかわいすぎるJK”として話題になった松島は白鳥果林役を演じる。「私自身、あまり演技をしたことないけど、この映画で成長したい。絶対にいい作品にします」と力強く語った。

グラビアのほかインフルエンサーとしても活躍する佐々木は朝倉美羽役。「演技は未経験です。せっかくのチャンスだと思って頑張りたい。大御所の方もいるのでいいところを吸収したい。アクションも未経験なので、今から体力を付けていきたい」と話した。

3人はグレーをベースにピンク色の差し色が入った膝上ミニスカのセーラー服姿で登場。現役女子高生は松島だけだった。木村は「正直なところ言うと、まだいけるなと。私自身、高校生のときから見た目変わってない。現役の高校生に負けないフレッシュさが出せたら」と余裕の表情。佐々木は「隣に現役高校生がいると…お肌とかスキンケアを頑張ってピチピチにしていきたい」と笑顔を見せた。

原作の倉科遼氏(72)からは「楽屋で初めてお会いしたんですけど、すごくカワイイです。芝居は問いません。監督が泳がせてくれる。今回のキャスティングはいい」と絶賛された。撮影は来月は都内と都内近郊で1週間ほど行われるという。

「学園探偵薔薇戦士」は倉科遼原作により、15年に舞台化された。女子高校を舞台に起こる深刻な事件の解決のため、ダンス部の3人の生徒たちが戦隊モノをまねて薔薇戦士を結成し、学園の悪と対決するというストーリー。22年12月には映画化第1弾「学園探偵薔薇戦士~薔薇戦士誕生~」が公開された。第2弾となる本作では薔薇戦士たちが本格始動し、トー横キッズのように居場所をなくした少女たちを食い物にする悪い大人たちと戦っていく。

◆今イベント出席者コメント

▼倉科遼(原作)「舞台のために書き下ろした作品です。今まで3話4回ほどやりました。すごく愛着のある作品。2作目も続いてくれてありがとうございます」

▼原田佳夏(脚本)「人間くささというエネギーが満ちている。思いを込めて書かせていただきました。勇気とチャンスのある作品になれば」

▼牧野美千子「本当にかわいいお嬢さんとご一緒できて。楽しい映画ができたら。親子というのが主軸で。幅広い人に見てもらえる」

▼坂本真一「今回もパーフェクト執事として今年も暑い夏になる」

▼森恵「しばらくは公の場に出てなかった。この年になって映画を経験できるのは光栄」

▼咲田ゆな「ミスマガシン2022グランプリを受賞して芸能界に入りました。演技経験ないですけど、楽しんでやれたら」

▼楯真由子「今まで特撮の悪役ばかり。とても主人公たちをかわいがれる」

▼ジョースター「今回、話題の内容が盛り込まれている。花を咲かせる薔薇が咲いている。枯れないように頑張っていきたい。ユーチューバーとしても活動しています」

▼宮越虹海「このような映像作品は久しぶり。みなさんの足を引っ張らないように頑張りたい」

▼東雲れいか「最初から死ぬということが決定しています(笑い)。皆さんと力を合わせて頑張っていきたい」

▼江藤博利(キャンドル・ジュンです、とあいさつし大爆笑を誘う)「元ずうとるび、というグループを結成しまして、また復活してやっております。すごいいい役だと」