日本テレビ系情報番組「ゼロイチ」(土曜午前10時半)が9月末で終了し、同時間帯にマツコ・デラックス(50)らが出演する複数のバラエティー番組が始まることが22日、わかった。

「ゼロイチ」は21年4月に、それまで25年間放送していた「メレンゲの気持ち」に代わる新番組として、枠も1部、2部に分けた計約3時間に拡大してスタート。MCを指原莉乃(30)が務め、松丸亮吾(27)、フワちゃん(29)らがレギュラー出演するなど出演者、視聴者ともに若返りを狙った編成だったが、他局の裏番組「王様のブランチ」(TBS)、「中居正広のキャスターな会」(テレビ朝日)などの牙城を崩すまでには至らず、2年半で幕を閉じることになった。

10月以降は「ゼロイチ」の枠を分け合う形で複数の新番組開始が予定されており、ひとつがマツコ出演の新バラエティーとなる。マツコは出演中の同局系バラエティー「マツコ会議」(土曜午後11時)の9月末終了が決まっているが、同じく出演中の同局系バラエティー「月曜から夜ふかし」(月曜午後10時)と合わせ、枠を移した2番組出演継続での再出発となる。

その他は、これまで特番として放送されてきたEXIT兼近大樹、満島真之介出演のその土地の最もおいしい食べ物を食べ尽くす紀行番組「メシドラ」、ネットの検索履歴などを掘り下げる「ビッグデータでわかったニッポン人の頭の中」の2バラエティー番組の起用が濃厚となっている。