米歌手ケイティ・ペリー(38)が、自身の楽曲の著作権を2億2500万ドル(約326億2500万円)で音楽著作権会社に売却したことが明らかになった。ペリーがキャピタル・レコードからリリースした2008年の「ワン・オブ・ザ・ボーイズ」から20年の最新作「スマイル」まで5枚のアルバムの原版権と音楽出版権が含まれているという。

著作権を手に入れたのは、昨夏に設立されたリトマス・ミュージックで、キース・アーバンの原版権なども獲得している。「音楽、テレビ、映画、慈善活動において大きな影響力を持つクリエーティブな才能がある」とペリーについて述べている。

音楽界では近年、ミュージシャンによる楽曲の著作権を売却する動きが活発になっており、ジャスティン・ビーバーやブルース・ブルース・スプリングスティーン、ボブ・ディランら大物が次々と自身の原版権を売却している。(ロサンゼルス=千歳加奈子通信員)