10月29日に最終回を迎えた神木隆之介が主演のNHK連続テレビ小説「らんまん」の初回から最終回(全130話)までの期間平均世帯視聴率が、関東地区で16・6%だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。

前作「舞い上がれ!」の15・6%を1・0ポイント上回った。22年前期「ちむどんどん」の15・8%、「舞いあがれ!」以来の16%台となった。最高視聴率は第115話の19・2%。期間平均個人視聴率は関東地区で9・4%だった。

朝ドラ108作目となる「らんまん」は、高知出身の植物学者、牧野富太郎の人生をモデルにしたオリジナルストーリー。体が弱くいじめられがちだった少年・万太郎は植物の魅力にとりつかれ、秘めた才能を発揮。野山を歩き回ることで丈夫な体を手に入れる。小学校中退という学歴にもめげず、独学で植物学をきわめ、東京帝国大学植物学教室の門をたたくことになる。ヒロインは万太郎を支える妻の寿恵子を浜辺美波が演じる。あいみょんが主題歌を担当しタイトルは「愛の花」。宮崎あおいが語りを務めた。各週のサブタイトルには物語内で描かれる花の名前が付けられた。

◆放送時間が午前8時になって以降の関東地区の期間平均視聴率は以下の通り。

▼10年前期「ゲゲゲの女房」18・6%

▼10年後期「てっぱん」17・2%

▼11年前期「おひさま」18・8%

▼11年後期「カーネーション」19・1%

▼12年前期「梅ちゃん先生」20・7%

▼12年後期「純と愛」17・1%

▼13年前期「あまちゃん」20・6%

▼13年後期「ごちそうさん」22・4%

▼14年前期「花子とアン」22・6

▼14年後期「マッサン」21・1%

▼15年前期「まれ」19・4%

▼15年後期「あさが来た」23・5%

▼16年前期「とと姉ちゃん」22・8%

▼16年後期「べっぴんさん」20・3%

▼17年前期「ひよっこ」20・4%

▼17年後期「わろてんか」20・1%

▼18年前期「半分、青い。」21・1%

▼18年後期「まんぷく」21・4%

▼19年前期「なつぞら」21・0%

▼19年後期「スカーレット」19・4%

▼20年前期「エール」20.・1%

▼20年後期「おちょやん」17・4%

▼21年前期「おかえりモネ」16・3%

▼21年後期「カムカムエヴリバディ」17・1%

▼22年前期「ちむどんどん」15・8%

▼22年後期「舞いあがれ!」15・6%

▼23年前期「らんまん」16・6%

※「エール」から月~金曜日の本編のみ