河西邦剛弁護士(39)が14日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に出演。ダウンタウン松本人志(60)が、一般女性への性的行為強要疑惑を報じた週刊文春との間で行う意向の裁判の争点について解説した。

河西氏は「記事の“真実性”と“真実相当性の証明”」の2つをポイントに挙げた。「松本さんからすると、今回の文春の記事を否定したい。具体的に言うと、最大なのが性加害への報道ですよね。文春を読んでいくと、5人の女性が登場するんですけど、性加害があったと証言しているのはAさんとBさんのみなんですよ。Cさん、Dさん、Eさんは性的な行為はあったとは言ってますけど、性加害があったとは言ってないんですよね」と語った。

河西氏は「最大の争点がAさん、Bさんに性加害があったのか」と切り出し、真実性の争点についてフリップで「飲み会はあったのか」「飲み会はあったが性行為もあったのか?」「飲み会も性行為もあったが同意があったのか」と3つ示した。

さらに「ポイントはAさん、Bさんに対して性加害。松本さんがAさん、Bさんに対してこの性行為があったどうかを認めるか認めないかが非常に大きい」と切り出した。続けて「Aさん、Bさんについて、性交渉はあったんだと、出会って数時間だけれども同意が出来ましたよねっていうときには、松本さん側が同意を立証する必要がある。それに対して、松本さんが性加害を受けているAさん、Bさんについてはそもそも性交渉をないんだっていう場合には、文春側がAさん、Bさんで立証していく必要がある」と解説した。