爆笑問題太田光(58)は28日、MCを務めるTBS系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)に出演し、ダウンタウン松本人志(60)が自身の2015年の一般女性への性的行為強要疑惑を報じた「週刊文春」を発行する文芸春秋などを提訴した件についてコメントした。

番組冒頭で、大阪府の吉村洋文知事が、大阪・関西万博のアンバザダーを務める松本の今後の起用について「松本さんと代わる人はこの人だ、と言えるような人は、僕はなかなかいないだろうなと思います」と答える様子の映像が放送された。

これを受けて太田は「僕は、田中の代わりはいくらでもいると思っています」と話し、相方で同じMCの田中裕二(59)がすかさず「なんなんだよ、その話じゃないでしょ」と突っ込んだ。

松本の相方の浜田雅功(60)も26日深夜のラジオ番組で「あの人の代わりはいないんでね。戻ってくるまで自分ができることを一生懸命やろうかなという感じです。今やらなあかんことをやって。頑張って待ってますよ」と語っている。

報道をめぐっては、今月8日に吉本が「さまざまな記事と対峙(たいじ)して、裁判に注力したい」という松本の意向を受けて、松本の活動休止を発表。今後の裁判について代理人は「記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」とした。一方、文春側は同社サイトで「週刊文春」編集部のコメントを発表。「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって委縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」としている。