中山優馬(30)が5日、東京・シアター1010で、主演舞台「『大誘拐』~四人で大スペクタクル~」(6日初日、全国13カ所で上演)の取材会に出席した。風間杜夫(74)柴田理恵(65)白石加代子(82)の大ベテラン3人と共演し前代未聞の大誘拐劇を描く。

初日を前日に控え「ワクワク、ワクワクしています。こんな大先輩とご一緒させていただく機会、うれしく、楽しい思いです」と語った。白石は「こんな若い方と一緒で…」と目を細めつつ「優馬さんは、ものすごくすてきですよ。ぜひ見に来てください」と呼びかけた。

風間が「今まさに生みの苦しみという状態。さすがの私も、緊張でちびりそうです」とおどけると、中山は「まったく(緊張している様子がない)です。いつも盛大に笑わせていただいていおります。稽古場でも大爆笑で」とフォローした。風間の演技について、柴田も「こんなに舞台に出て楽しそうに自由にする方、他にいらっしゃらない」と説明していた。

原作の推理小説「大誘拐」は1978年に発表され、91年には北林谷栄さん、風間トオル、樹木希林さん、緒形拳さんら出演で映画化もされた。82歳の女性が国家権力とマスコミを手玉に取り100億円を略取した痛快な大事件。中山は、大富豪柳川とし子(白石)の誘拐を企てる犯人グループのリーダー、戸並健次を演じる。風間は警察本部長の井狩大五郎、柴田は柳川家の元家政婦、中村くらを演じる。

キャストを代表して作品の概要を聞かれ、中山は「生きていくパワーをもらえるような。いろんな愛が書かれている。誘拐という強い言葉が使われているんですけど、中身は人間の思いとか、愛であふれた作品だなと思います」と答えた。白石は「うまいねー!」と驚き、柴田も「優馬さんが一番しっかりしてる!」と絶賛。風間も「いや~、うまいわー」とうなり、3人で中山をべた褒め。笑いを誘っていた。【横山慧】