米歌手テイラー・スウィフト(34)が、著名人のプライベートジェットのフライトを追跡して配信するアカウントを運営する米フロリダ州の大学生ジャック・スウィーニー氏に書簡を送り、ストーカー行為や嫌がらせをやめるよう求めていることが分かった。
ワシントン・ポスト紙が6日に報じたもので、スウィフトの弁護士が米電気自動車大手テスラなどを率いる起業家イーロン・マスク氏のプライベートジェット機の追跡で2022年に一躍有名になったスウィーニー氏に対し、「追跡をやめなければ、法的処置を取る」と脅迫しているという。フライトの追跡により、スウィフトは「身の安全に対する絶え間ない恐怖状態にさらされている」と訴えている。
マスク氏も、自身のプライベートジェット機の離着陸情報をSNSに投稿していた同氏に公開をやめるようダイレクトメッセージを送り、「5000ドルを支払う代わりに、アカウントを削除して欲しい」と求めたことが報じられている。マスク氏は、自身の要求に応じなかったスウィニー氏に法的措置を取ると脅し、X(旧ツイッター)のアカウントを停止した。
スウィニー氏は、「国民は興味を持っている。私が追跡するかどうかに関係なく、それは公開情報だ」と述べ、反論している。同氏が開発した追跡プログラムは、公開情報を利用してプライベートジェット機の動きを追跡している。
スウィフトのプライベートジェット機移動を巡っては、現在行っている東京ドーム公演を終えた直後に恋人のトラビス・ケルシーが出場するNFLスーパーボウルの試合を観戦するため米国に戻る可能性が話題となり、在米日本大使館が「十分に間に合う」とXで異例の声明を投稿したことでも話題となったばかり。また、プライベートジェット機の使用頻度から、英国を拠点とするマーケティング企業が発表する「二酸化炭素排出量が最も多い著名人」のトップにも選ばれている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)



