女優デイジー・リドリー(31)が、米映画「スター・ウォーズ」シリーズの続3部作に主演してレイ役を8年間演じた後、新たな仕事の依頼がなかったことを明かした。

米テキサス州オースティンで開催されたイベントSXSWのパネルディスカッションに出席したリドリーは、「静かに座って、人生を悲しむにはとても奇妙な時間だった」と話し、同シリーズが完結したあと新型コロナウイルスによるパンデミックが起きて映画やテレビ業界が閉鎖されたことで状況が一変したと語った。

また、主役に抜てきされたもののレイ役を演じることに自信が持てるようになるまで時間がかかったことも明かし、「3作目になってようやく、”大丈夫。ここにいる資格がある”と思えるようになった」と告白した。

リドリーは、19年公開の「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の続編となる新時代を描く新作で再び主演することが決まっており、年内にも撮影が始まる可能性を示唆している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)