フジテレビ系で、4日に63歳で急死した声優TARAKOさんが主人公まる子(さくらももこ)役を務めたアニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜午後6時)が17日放送され、平均世帯視聴率が7・1%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・0%。「出した手紙を取り戻せ!!の巻」が放送された。TARAKOさんが声を務めた「まる子」の出演は、来週24日「まる子、水の味がわかる?の巻」が最後となる。

17日の次週予告では、これまでの主人公まる子の声を務めていたTARAKOさんではなく、ナレーターを務めるきむらきょうやさんとみられる男性声優に変更されていた。番組最後、男性声優は「みんなに幸せいっぱい、来ますように!春のお楽しみ 1時間スペシャルと題して、出来たてほやほやの新しいお話に加えて、これまでに放送した作品の中から、えりすぐりのお話をお届けします。乞うご期待、である」と読み上げた。

TARAKOさんの訃報が公になってから初めての放送となった10日は「おばあちゃんの誕生日の巻」が放送され、平均世帯視聴率が8・6%(関東地区)、平均個人視聴率は5・5%だった。