フジテレビ系ドラマ「踊る大捜査線」シリーズ最後の映画として12年に公開された「踊る大捜査線 THE FINAL」公式Xが18日までに13年9月29日以来、10年半ぶりに更新され、謎のカウントダウンが始まっている。

「踊る大捜査線」は、フジテレビ系で1997年(平9)1月期に連続ドラマとして放送された。織田裕二(56)演じる、脱サラして警察官の試験を受けて刑事になった青島俊作が、臨海副都心の東京・台場にある湾岸署の強行犯係に配属され、同署を舞台に階級社会で生きる刑事や警察官の日常をリアルに、ユーモラスに描いた。深津絵里(51)演じる恩田すみれら、豊かなキャラクターも人気を集めた。

98年10月に映画第1弾「-THE MOVIE」が公開され、興行収入(興収)101億円を記録。03年7月には、公開から20年たった今も燦然と輝く、邦画実写映画歴代最高興収173億5000万円を記録した「-2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」が公開。10年7月公開の「-3 ヤツらを解放せよ!」は興収73億1000万円、12年9月公開の「-THE FINAL」は59億7000万円を記録。スピンオフ映画として、05年5月に公開された「交渉人真下正義」も興収42億円、同8月公開の「容疑者 室井慎次」も興収38億3000万円を記録した、一大刑事シリーズとなった。

3月18日は、97年の同日にフジテレビ系で連続ドラマ第11話(最終話)「青島刑事よ永遠に」が放送された日だ。同話は視聴率23・1%、平均視聴率18・2%を記録。カウントダウンは、17日午後9時に始まり12時間後、6時間後にXに投稿がなされている。