女優芦田愛菜(19)が19日、都内で「2027年国際園芸博覧会」の公式マスコットキャラクターデザインの発表会見を行った。芦田は同博覧会の公式アンバサダーを務め、博覧会は3年後のこの日に開催される。

1万を超える意見を集約する形で最終的に選ばれたのは、映像・アートディレクター牧野惇氏が手がけた作品。牧野さんは「大変光栄です。とても緊張しています。ビックリといいますか、頑張ってデザインをしたけど選ばれるだろうという確信がなく制作したので驚いています」。その後で、制作意図について「植物は感情があるとよく言われる。感情があるのは理解でいるが、もうちょっと伝わらないかな。感情が視覚化できたらと思った」と説明した。

芦田はキャラクターデザインについて「地球の未来について考えるきっかけになる気がします。(中心にいる)ハートのキャラクターがずっと元気でいられるように行動しないとと考えさせられる。これから、このキャラクターとの活動が楽しみです」と笑顔で話した。

名前はこれから募集をする。4月8日が締め切りで最優秀作品には30万円の賞金が贈られる。芦田は「愛されて親しまれる名前になればいいなと思う」と期待した。

博覧会は国際的な園芸・造園の振興や花と緑のあふれる暮らしを求め、27年3月19日から約半年間、横浜市の旧上瀬谷通信施設で開催される。