お笑いコンビ、FUJIWARAの藤本敏史（53）が19日、TBSラジオ「パンサー向井の＃ふらっと」（月～木曜午前8時30分）に生出演。テレビマンを悩ませた自身の「ガヤ」について語った。

藤本は昨年10月、東京・渋谷の交差点で当て逃げ事故を起こし、当面の間芸能活動を自粛。先月23日に活動再開を発表した。

パーソナリティーのパンサー向井慧は、藤本が不在だった同局年末特番「お笑いアカデミー賞」を振り返り「何年も藤本さんもいらっしゃって、僕らも出てたんですけど。あそこでみんなが思ったのが、藤本さんの不在がめちゃくちゃでかいなと」と藤本の存在の大きさを実感。例年藤本が飛ばすガヤが芸人に大ウケで「芸人みんなを笑わせるガヤって、だれも言えない。ガヤはだれでもできるけど、あの盛り上がりはないんです」と力説した。

藤本は向井の言葉に感謝しつつも「邪魔やねんて。あまりにもガヤ言い過ぎるから、編集で切られへんねんて。ディレクターさんが『もうええわ、使え！』みたいになるらしい。どこでも声入ってるんだもん」と自分自身に苦笑い。「自粛してからも収録ずみの番組もあったけど、ありがたいことにそれも流してもらって。そのスタッフさんが言ってました。『コイツどこでも入って来やがって』って」と話して笑った。

向井は「これがだれもいないポジションなんです」と称賛したが、藤本は「ガヤなんて、ただの勇気と根性。みんなちゅうちょするだけで。勇気とちょっと大きめの声」と持論を語って笑わせた。