元K-1ウエルター級王者でユーチューバーとしても活動する総合格闘家の久保優太(36)が19日までにYouTubeチャンネルを更新。実弟で格闘家としても活躍した久保賢司氏が風営法違反により逮捕されていたことを明かして謝罪した。

優太は昨年末に賢司氏が風営法違反で逮捕され、略式起訴により罰金刑を受けていたことを報告。自身は大みそか恒例の「RIZIN.45」試合前のことで、弟が勾留されていることから詳細がわからず、報告が遅れたことをわびるとともに、「弟の件でファンの皆さまや応援してくださっている方々、サポート頂いている企業の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけして本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

賢司氏が経営していたメンズエステが摘発を受け、逮捕に至ったという。優太は弟からメンズエステを経営していることは聞いていたというが、「合法的なのかと訊いたときに、警察に捕まることはないし合法で法律には触れていないという説明を受けていた」といい「僕もそれを鵜呑みにして信じてしまった。僕自身もそのビジネスがどういうものかをしっかりと調べて、法に抵触しているおそれがあったらもっと早く辞めさせるべきだったと反省しています」と話した。

弟は家族に対する謝罪と反省を口にしているというが、「僕の表現で言うと、暗黒面に取り憑かれちゃっているというか、闇の人間になってしまっている。また犯罪行為をしないとは言え、それに近いことをやったりとかするんじゃないか、とにかく心配」と優太。「法律を守るというのは最低限の日本国内の義務。この日本で生きる以上、日本の法律、ルールを守らなくちゃいけない。そういった生き方をしなくちゃいけないですし、弟には本当に変わってほしい」と話した。

その後にアップした動画では、賢司氏も出演。「どんなメンズエステでも(風営法違反に)該当すると知ってたんだけども、その中でもガッツリ性的サービスを行わせてる所とそうでない所があって、そこのモラルさえ守っていれば大丈夫なのかなという甘い認識があった。だから風俗サービスの管理は徹底していた。だけどそもそもがダメだった」と反省の色を示したが、一方で「悪いことをしたとは思っていない。やり方をミスったとは思っている」と話し、優太が「本当の意味で反省していないんだよ。そこはちゃんと反省しないと、これから自分が変われないよ」と“公開説教”する一幕もあった。