NHK連続テレビ小説「ブギウギ」(月~土曜午前8時)の第124話が27日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、歌手・福来スズ子(趣里)の引退会見の当日。スズ子は結局、羽鳥善一(草なぎ剛)とは話ができないまま会見に臨むことになってしまった。スター歌手の突然の引退宣言は世間の注目を集め、会見場には多くの記者が集まっていた。その中には、これまでスズ子たちのゴシップ記事をたくさん出してきた雑誌「真相婦人」の記者・鮫島(みのすけ)の姿もある。スズ子は意を決して歌手引退についての思いを話し始める。スズ子は「今までのパフォーマンスができなくなった」と説明する。鮫島は「寂しくなるな」とねぎらう。歌手引退に驚いた秋山(伊原六花)も駆けつける。スズ子はアユミ(吉柳咲良)に「バトンは渡した」と語りかける。

鮫島の表情、秋山の再登場にネットでも反応があった。

X(旧ツイッター)には「タケシ司会してるやーん!」「鮫島、一番厳しいところついてくるなぁw」「鮫島攻めてくる」「『でもなんか、寂しくなるな』」「あら?鮫島!スズ子好きなんじゃん!」「なんやお前ツンデレなんか」「ええ~~デレた!」「『最後に一曲聴かせてほしいな』からのスタンディングオベーション 鮫島記者、穏やかな表情…」「秋山も元気で活躍してる」「秋山さんも好き」「秋山も思わず東京に駆け付けるとw」などとコメントが並んだ。

同ドラマは109作目の朝ドラで、趣里が戦後の大スターで「ブギの女王」笠置シヅ子さんをモデルにした主人公鈴子を演じる。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘が大阪・道頓堀にできた少女歌劇団へ。戦争の苦難を乗り越え、スターへと駆け上る姿を描くオリジナル作品。

主題歌の「ハッピー☆ブギ」は、ドラマの音楽担当でもある服部隆之氏が作詞・作曲。EGO-WRAPPIN’のボーカル・中納良恵、シンガー・ソングライターのさかいゆうと、趣里が歌唱。語りは「朝ドラ送り」で人気を集めた高瀬耕造アナウンサーが務める。