弁護士の紀藤正樹氏が27日、X(旧ツイッター)を更新。ドジャース大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、元通訳水原一平氏(39)が違法スポーツ賭博で450万ドル(約6億7500万円)の借金を抱えて大谷の銀行口座から返済が行われ解雇された一連の騒動に関し、会見で声明を発表した件をうけ、新たに私見をつづった。

大谷は会見で「彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ、みんなにうそをついていたというのが結論」「僕の口座に勝手にアクセスしてブックメーカーに送金していた」などと話した。ただ、水原氏がどのようにして大谷の口座から勝手に送金したのかについては、具体的には言及しなかった。

紀藤氏は自身のXに、会見内容などを報じる一部メディアのYouTubeを添付。「大谷選手の会見を見ると、水原氏には、大谷選手の預金窃盗ないしの詐欺の容疑のみならず、銀行詐欺、不正アクセス罪、脱税、違法賭博関与、マネロン等、複数の容疑がかかっている」と指摘した。

また、別の投稿では、水原氏が大谷の口座にアクセスしたとされる件について「通常は、銀行口座へのIDとパスワードに加え、送金実行のための別のパスワード、あるいはワンタイムパスワードが必要。他人が本人に無断で送金に関与することは著しく難しい」と補足解説した。

【まとめ】大谷翔平が自らの口で声明発表 水原一平氏の違法賭博問題で会見