23年末に「週刊文春」に性行為強要疑惑を報じられ、ダウンタウン松本人志(60)が、同誌を発行する文藝春秋ほか1人を被告として起こした、約5億5000万円の損害賠償請求等訴訟の第1回口頭弁論が28日午後、東京地裁で開かれる。

傍聴希望者を抽せんするリストバンドの配布は、午前10時10分締め切りだったが、東京地裁前は、CBC「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)取材キャスターの奥平邦彦氏(52)がリポートを収録するなど、報道陣でごった返した。その脇には、YouTuberも10名以上現れ、その場で生配信を展開。スマートフォンに向けてガッツポーズしたり、熱っぽく語り続けるなど、報道陣とユーチューバーが入り乱れ、開廷前から“松本祭”と化した。

中には、裁判ウォッチャーで知られる、阿曽山大噴火(49)を複数名で手分けして探す、ユーチューバーの姿も見られた。「阿曽山さんって、裁判芸人なんだろう?」「いるんじゃないか?」などと、本筋の松本裁判そっちのけで、阿曽山大噴火探しに熱を入れつつ、報道陣にスマートフォンを向けて生配信していた。

午前10時10分にリストバンドの配布が終わると、東京地裁前は一定程度、落ち着きを取り戻した。