俳優岡本健一(54)と、その長男岡本圭人(30)が28日に放送されたテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演した。親子そろってトーク番組に登場するのは初めて。

健一は2年前、演劇人として紫綬褒章を受章した。「演劇を広めている」のがその理由と聞き、「舞台って、なかなか見ている人が多くない。生で劇場に来て作品に出合うと、人生が変わるというか、毎回そういう思いが強い。それを味わってもらいたい。やっていることを極めたい」と熱っぽく語った。

その直後、圭人に「どう思った」と振ると、「その日に僕の家に来て、賞状と勲章を見せてくれた。自慢ですよね」と父を見つめた。

3年前には初舞台で父と共演した。「うれしかったのもあるんですけど、正直怖かったですね。子供の頃から父親の舞台を見ていて、そこにあこがれていて、舞台の厳しさとかも父の背中を見て分かっていたので。舞台って一番分かりやすい。比べられたらどうしようとか、初舞台でできるかできないかも分からなかったし、不安だったり。悩みのある役だったのがうまく作用した」と振り返っていた。

当時の画像を見て、健一と絡むシーンで「戦ってましたね」と恥ずかしそうに笑っていた。