大阪地検検事出身の亀井正貴弁護士が28日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜午後1時55分）に生出演。昨年末に「週刊文春」に性行為強要疑惑を報じられ、真偽を明らかにする裁判に注力するため1月から活動休止したダウンタウン松本人志（60）について言及した。

MC宮根誠司から「松本さんとしては、記事は事実と認められないというところまでには何が必要か」と問われた亀井氏は「基本的にこの事案は、A子さんの供述をつぶせるかどうかに尽きる」と切り出した。

続けて「松本さんの供述も向こうからつぶせられる可能性があるから、保持しなきゃいけない。どれだけそれを支えるものがあるかということで。LINEやメールなど一定の証拠関係は出てるんですね。この証拠をどのように解釈するか、っていうことです。基本的にはA子さんの供述をどこまで弾劾できるか、反対尋問がどこまでいけるかという話になります」と語った。

松本が週刊文春を発行する文藝春秋ほか1名を被告として起こした、約5・5億円の損害賠償請求等訴訟の第1回口頭弁論が28日に東京地裁で開かれた。76日ぶりに更新したXでは25日に「人を笑わせることを志してきました。たくさんの人が自分の事で笑えなくなり、何ひとつ罪の無い後輩達が巻き込まれ、自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、1日も早く、お笑いがしたいです。ダウンタウン松本人志」とつづっていた。