TBS系バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」(午後10時)が27日、放送された。

「マンボNo.5、あらゆるシーンに有効説」を検証。バラエティーでおなじみの楽曲「マンボNo.5」を使ったプレイバック方式で、過去に検証してきた「説」を改めて放送。ある“不適切な”場面がネット上で話題となっている。

15年8月19日放送の「ゴミ屋敷の住人 意外と何かがどこにあるか把握してる説」では、自称骨董(こっとう)品屋の男性店主の行動が波紋を呼んだ。店主と芸人チームが、店主の自宅である“ゴミ屋敷”の部屋内から指定された物を先に探し出して競う。マテンロウのアントニーが「僕、バイトでゴミ屋敷、片付けたことあるんです」と話すと、店主は「ゴミ屋敷じゃなくて、ただの骨董屋だから。片付けじゃないから。出し入れで壊すなよ、壊したら弁償してくれ」と反論され、雲行きが怪しくなっていった。

ゴミ屋敷とされる“骨董品屋”は木造平屋の1LDK。扉を開けると、ゴミだらけで足の踏み場もなかった。1回目の競争は耳カキ探し。すると店主はゴミの山をかき分け、つまようじを引っ張り出してきて「私はそれを標準的に使ってる」と主張。実際に右耳につまようじを入れて耳掃除をし「ちゃんとした“耳かき”ってないだろ。国が決めたような物なんか」と持論を展開した。

その後、対決が進み、5回戦は靴下探し。三四郎の小宮浩信が“ゴミ屋敷”内を探索していると、店主が「そこ乗るのやめてくれよ」と小宮をなぎ倒し「やめろバカ野郎! 遊びでやってるんじゃねーぞ。ナメるんじゃなぇよ!おい!」と暴言連発。店主は張り手をかまし、ゴミの山に小宮の頭を押し付けた。その後、小宮は「怖かった」と本音を吐露した。

番組の編集では、小宮の1シーンを「マンボNo.5」の旋律に乗せて逆再生を駆使して放送。同局系連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜午後10時)では、令和の現代にそぐわない表現があった場合は、テロップでフォローしているが、同時間帯の「水曜日のダウンタウン」にテロップは掲出されなかった。

X(旧ツイッター)では、小宮のシーンが話題となっており「ゴミ屋敷のおっちゃんが小宮にマジギレするくだりリアタイで見てめちゃくちゃ笑ったな 普通に放送事故」「小宮さんが気の毒だった記憶」「久々見たけど改めて衝撃映像だね」などと書き込まれていた。