国際弁護士の八代英輝氏(59)が29日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。ダウンタウン松本人志(60)が「週刊文春」側に対して起こした民事訴訟の第1回口頭弁論(28日、東京地裁)について言及した。

第1回口頭弁論には松本は出廷せず、双方の代理人弁護士が準備書面の提出をするなどし、約5分で終了した。松本側が、報道記事内で出た性行為を強要されたと訴えた「A子」「B子」の女性2人らの特定を要望していることなどが明らかとなった。

八代氏は第1回口頭弁論について「僕もびっくりしたってのが正直なところなんですけど、松本さんサイド、訴えてらっしゃるわけですよね。自分たちは立証責任があるわけです。訴えてから何カ月も打ち合わせしてきたと思うんですけど、第1回口頭弁論になって初めて『A子さん、B子さんは誰ですか』っていうそんな素朴な疑問を今から始めるんだっていうところが、ある意味衝撃でした」と述べた。

続けて「ということは、まだなんの立証計画も立ってないって自分で言っているようなものなので」といい「やり方として可能性でわずかにあるのは『A子さん、B子さんなんておよそ存在しないんじゃないですか。存在するなら出してみてくださいよ』っていう言い方でやることはあり得るんですけど、でも、実際A子さん、B子さんは2回、3回と文春の取材に応じてますので。この段階で被害を訴えられている女性が特定できていないっていうのは準備がちょっとお粗末なんじゃないかなっていう印象を受けますし、被告側がこれを開示するわけがないんじゃないかなっていうのは感じますね」と話した