俳優田中圭(39)が、29日放送のTBS系「A-Studio+」(金曜午後11時)に出演。先輩俳優小栗旬(41)について語った。

小栗は所属事務所「トライストーン・エンタテイメント」の社長を務め、田中は役員に名を連ねる。番組では、取材に応じた小栗が「(田中は)俺のこと苦手だと思う」「会議で会う時も、自分の目の前でリラックスしているところを見たことがない」と語ったことが伝えられた。

小栗のコメントに苦笑した田中は「それで言うと、25年くらい見たことないと思いますけど」と緊張感があることを明かしながら、「めっちゃくちゃ尊敬してるし、めちゃくちゃ好きだし。苦手とか思ってない。かと言って『得意ですか?』と言われたら得意ではないですけど。なんですかね、旬くん」と思いが入り交じる様子で語った。

事務所の古株ながら、後輩たちが先に売れていく状況を複雑に感じた過去もあったという。田中は「社長(小栗)からの圧も半端なかったですしね。いじめっ子なんで」と冗談めかしつつ、「『第2の小栗を作れ』みたいになってる中、(綾野)剛や他がわーっと台頭してきた時にすごい会社にいづらいと思っていて。『お前いつ売れんの?』とか」と回想。「その時家族もいて、自分のお芝居だけでご飯食べさせて生活してっていうのをやってたから、すごくムカついてた時期はありました。売れたらえらいのかよ? みたいな」と率直に語った。

くすぶった時期は「25くらいから30手前くらいまで」といい、「焦りとかポッと出てバーンと行く人への嫉妬とか、自分にないお芝居をする人へのねたみとか。その5年はそういう感情があって。でもなんか違うなあと思って」と振り返った。