“リアル峰不二子”“霊長類最強グラドル”の異名を持つグラビアタレントで女優の染谷有香(32)が12日、都内で行われた初主演映画「SOUND of LOVE」(吉川鮎太監督、9月27日公開)完成披露試写会に登壇。「性愛、快楽に乗せて、人をとことん思うことができると映画を通して学んだ」と強調した。
「タブー視されることが最近、増えたかもしれないけれど、胸を張って見てもらいたい」とアピールした。
「SOUND of LOVE」は、視覚や聴覚に働きかける刺激によって、脳がとろけるように気持ち良くなる現象を動画にした「ASMR動画」がテーマ。染谷は真の快楽を求め、顔を隠して声や食べる音、物を触る音など、さまざまな音を動画で配信する女性配信者・白石明葉(AKIHA)を、AKIHAのASMR動画配信を楽しみに待つ清掃員・守屋恭一を樫尾篤紀(28)が演じた。
16年のぴあフィルムアワードで「DRILL AND MESSY」でエンタテインメント賞(ホリプロ賞)を受賞し、ホリプロと専属契約した、吉川鮎太監督(30)が、脚本から7年越しで手がけた。
染谷は、21年9月に第1弾「This is the beginning」で、表現を高めたい一心で全裸をさらし、ヘアヌードに初挑戦。「お芝居に力を入れたい。海外の作品にも挑戦したい」と女優業への本格挑戦を示唆。発売中のヘアヌード写真集第4弾「Get into me」は23年11月ころに石垣島で撮影したが、その約2カ月前に「SOUND of LOVE」の撮影を行った。
染谷は「まず、自分を主演に置いた映画ができる日が来るとは思っていなかった。皆さんに支えていただいたおかげで…達成感と言うより、風のようにやってきた印象が強い」と、完成披露試写会を迎えての思いを、感慨深げに語った。
吉川監督は「10年前くらいに突如、ASMRという動画が出てきて映画にしたいと思った。エッチな動画を見るのが好きなんですけど、さらに自分が上に行ける…人として、格が上にいけるんじゃないかと、映画にさせてくださいと会社にお願いした」とASMR動画を題材にした映画を製作した、きっかけを説明。
「僕が結構、フェチ系の映画を、自主映画で撮ってきて。人を汚したり…エロい映画をたくさん撮ってきて、次、何を撮ろうと思った時、出あった」と振り返った。
染谷は、同監督の話を受けて「私もエッチな本、小説などが実は好きで、引き込まれやすい。直接的な性的な描写は描いていないけれど、本能がうずき、どんどん読んでいたのを覚えています」と台本を読んだ感想を語った。
撮影について聞かれると「全部、クライマックスみたいで感情を揺さぶられた。大変なのはラストシーンですかね」と振り返った。
ラストシーンについては「(演じた明葉が)心臓の音に憧れ続けた中で、心音を直接、聞かされるシーン。ワンショットで撮影していただき…私も1回、人生が終わったかと思うくらい、走馬灯のように駆け巡る中で(監督が)カットを全然かけてくださらない。幽体離脱したみたいで、試写の時に蘇生したようなシーン。思い出しただけで、鳥肌が立つ」と語った。
◆「SOUND of LOVE」 守屋恭一(樫尾篤紀)は清掃の仕事をして生計をたてていた。唯一の趣味はAKIHA(染谷有香)の配信する、ASMR動画の配信を聴くことだった。AKIHAこと白石明葉は、顔を隠して声や、食べる音、物を触る音など様々な音を動画で配信していた。守屋はAKIHAの配信にハマり、時間をみつけてはAKIHAのASMR動画を楽しみに日々を過ごしていた。そんなある日、ASMR動画がハイヒールを履いて公衆トイレを歩く音をライブ配信しているのを見ていた守屋は、その公衆トイレは、守屋がいつも清掃をしている場所だと知り、驚きを隠せない。



