歌手大黒摩季(55)が2日、福島・會津風雅堂で、2025年の全国ツアー前半戦「MAKI OHGURO LIVE TOUR 2025-55 BLACK-」最終公演を行った。全国ツアーは2年ぶり。

前半戦千秋楽の地に福島を選んだ。東日本大震災の際、ボランティアで駆けつけた地だ。当時は病気療養中だったが、「摩季ちゃん病気大丈夫? 応援してるからね。一緒に頑張ろう」と高齢者から声をかけられた。「私たちは必ず復興するから、摩季ちゃんも体を復興してね。そしていつの日か、楽しいコンサートを開いてね」とエールを送られた。その14年後、福島をツアーファイナル地に選び“恩返し”を行った。

「いつも道に迷ってぶつかって生きてきました。だけどロックがあったから、曲がらずにまともに戦ってきました」。そんな自身を支えてくれたロックへの感謝と、今度は誰かを支えるためにアルバム「55 BLACK」を作った。「幸せな歌は他の人を聴いて下さい。でも生きることに疲れたり、迷ったり、叫びたいものかがたくさんある時は私の歌を聴いてください」。そう訴えた。相棒でもあるGibson「エクスプローラー」をかき鳴らし、全身全霊で歌い抜いた。

またこの日、2年ぶりのニューアルバム「55 BLACK」を発売。写真家レスリー・キー氏撮影のブックレットでは“ほぼヌード”ショットを収録している。

全国ツアー後半戦「55 RED」は28日、スタートする。