歌手の橋幸夫(はし・ゆきお)さん(本名橋幸男=はし・ゆきお)が肺炎のため、4日午後11時48分に亡くなった。82歳だった。所属する夢グループが5日、発表した。

橋さんと、1962年(昭37)にデュエットした「いつでも夢を」で第4回日本レコード大賞で大賞を受賞した、吉永小百合(80)が追悼のコメントを発表した。

「残念です。とても残念です。橋さんは、いつまでも歌い続けようと思っていらしたことでしょう。二人で歌った『いつでも夢を』は私の宝物です。橋さん、ありがとうございました」

「いつでも夢を」は、17歳だった同年に「寒い朝」で歌手デビューした吉永にとって、かけがえのない1曲となった。翌63年には、歌のヒットを受けて橋さんとの主演映画「いつでも夢を」(野村孝監督)が製作・公開され、主題歌にも採用。68年の日本レコード大賞10周年記念音楽会以来、生で歌唱することはなかったが、18年2月5日に札幌市内で行われた北海道命名150年特別イベント「キタデミー賞」授賞式で50年ぶりに生披露。同12月30日の第60回日本レコード大賞で番組のオープニングナレーションを務め、60回を振り返るコーナーでは「いつでも夢を」の歌詞を朗読した。

吉永が出演する自然由来スキンケアブランド「五島の椿」の新テレビCM「吉永さんと、椿泡。」のCM楽曲にも「いつでも夢を」が採用され、1日から全国(一部地域を除く)で放送を開始したばかりだった。

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