NHK林田理沙アナウンサー(35)が25日、都内で行われた10月1日から始まる同局の新インターネットサービス「NHK ONE」の体験会に登壇した。

新サービスでは総合テレビ、Eテレ、ラジオ番組の同時配信や、1週間の見逃し、聴き逃し配信、ニュース記事や動画、気象・災害情報、各番組の情報などを提供する。現行アプリのうち「NHKプラス」、「NHK ONEニュース・防災」、「NHK ONE for School」の3アプリは、新たにダウンロードして利用する。ダウンロードは10月1日から。

林田アナは新サービスの魅力について「NHKプラスのアプリでもニュースを項目ごとに読んだり、テキストでも読めるのは進化したなと感じました。時間制約のある中でのニュースをキャッチに使えるのではないかなと思います」と話した。過去や未来の情報も取得しやすくなったといい「これまでスマホで見ていたものをテレビでといったように、よりシームレスに情報を入手できる。過去も未来の情報も手に入れられる便利なところかなと思います」とPRした。

共に登壇したデジタルセンターの安田達一郎副部長は、こだわった点として、ハイビジョン画質やテレビ欄画面からも見たい番組が選べる点、また林田アナが語ったようにニュースやドラマ、天気予報などさまざまな情報がシームレスに取得できる点などを挙げた。

また今回から地方局のローカル番組なども見られるようになる。新人時代に長崎、そして福岡の放送局を経て東京アナウンス室へ異動してきた林田アナは「新人時代に長崎でご覧いただいていた方だったりは今でも温かいメッセージをくれる方もいらっしゃいます」と明かし「私が(東京で)『首都圏ネットワーク』に出ていた時は当然首都圏なので長崎の方は番組を見られず、年賀状のやりとりなどで『最近、元気なお顔が見られなくて残念です』というお言葉をいただくこともありました。地域限定の番組も離れて暮らす方にご覧いただけることは私たちにとっても励みになるなと思います」と力を込めた。

「NHK ONE」では、これまであった番組の同時配信、見逃し(聴き逃し)配信、ニュースの記事や動画などのサービスを統合。すでに受信契約締結中の世帯では、別途の契約や追加の料金負担はないという。アプリでは「らじる★らじる」と「ゴガク」は、受信契約対象外のサービスで、これまでと変わらず利用できる。ネット対応テレビ用アプリは現行の「NHKプラス」をリニューアル・パワーアップする。

NHKによると現在の「NHKプラス」利用者は今夏時点で約618万人ほどいるという。